【ロード2010 九州】阿蘇→黒川温泉20101020

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今日は午後から天気が崩れる予報なので、急ぎ阿蘇の火口を見学した後、
砂千里をぐる〜〜〜っと反時計回りに巻いて、旧火口上の中岳に上りました。
(念のため山頂駐車場の係員のおばちゃんに、この天気で上っても大丈夫か確認した)

往復2時間で行って帰って来られるっちゃ来られるんですが、
稜線に上がるまでのザラザラの上りがちょっと泣ける…。

下りて来た直後にあたりが真っ白になっちゃったので、草千里とかはまたにして移動。
登山の後は温泉ですよね!ということで、ちょっと北の黒川温泉へ。

山あいの小さな温泉郷ですが、24カ所の露天風呂の中から3カ所入れる、湯巡り手形1200えんで有名。
黒川荘(薄乳青色)、やまの湯(オレンジ色の沈殿物)、
山みず木(湯葉状の湯の花、透明だが湯船は黒く変色)にの3カ所に行きましたが、
どこも実に立派できれいな設備で、お客さん入ってんだな〜って感じ。
特に、温泉街から離れた所にある山みず木は、
爽やかな渓流のすぐ脇に湯船がしつらえてある素晴らしいお風呂でした。

シメに、山みず木売店の看板猫をモフらせていただきました。
自分から「撫でろ!」と寄ってくるぬこ、久しぶり。
ああ目がかゆいけど幸せ〜
↑猫毛アレルギー

露天風呂とぬこを満喫した後、今度は小国のそばを…と思ったのですが、
どうやら讃岐うどんと一緒で、夜はやってないらしいorz
仕方ないので小国豚のトンカツで我慢してやった←失礼な、おいしかったです

【ロード2010 九州】開聞岳→指宿→知覧20101016

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今朝はどピーカンの中、開聞岳に上ります〜
山頂の標高は1000mないんだけど、
登山道が山を時計回りに4kmも巻いてて、
さらに七合目から上は岩場なので、
上り2時間、下りも1時間半かかっちゃった(汗

その代わり、山頂からの眺めは360°のパノラマ!
今日は屋久島まで見えてましたが、コレけっこうラッキーだそうです♪

写真1はJR日本最南端の西大山駅にて。
何でも“日本最南端”て付けりゃいいと思ってるだろ!!
↑ここ数日このツッコミばっかw

韓国岳登山より足にキたので、ここはキョーレツな温泉を!ということで、
指宿へ砂むされに行きました。
係のおばちゃんやお兄ちゃんが、
顔にかからないよう上手に生き埋めにしてくれま〜す☆
ちなみに、カメラを足下に置いとくと撮ってもらえます。
15分頑張ったけど、お尻に火がつきそうになったので退散。
いや〜めっちゃあったまった〜。

遊びまくった本日のシメに知覧へ。
ここには特攻隊の平和記念館があります。
遺品や遺書の展示を顔写真と見比べるうちに、
ついウルッと…。

東シナ海の夕映えを眺めながら車を走らせつつ、
この美しい世界と決別して「お国のために」と散っていった、たくさんの若い命、
彼らは最期に何を思っただろう…などと悲しい気持ちになりました。

ここ10年くらい、日本なんかどうなってもいいやと思ってたけど、
なんか、もうちょっと真面目に考えなきゃダメだな。うん。

【ロード2010 九州】えびの高原あたり20101014

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今日は朝イチで山登り…のハズが、のんびりしてたらスタートが9時半になっちゃったorz

公園管理のおじさんに聞いた通り、登山道はオープンで、雨の翌日なのにぬかるみナシ。
二合目までは林の中、五合目までが割と急で、六〜七合目のみなぜか赤土。ほぼ標準タイムでのんびり上り、山頂で小一時間火遊びなど。

ホントは高千穂峰の方まで縦走できるんだけど、
春に途中の新燃岳が小噴火を起こしたので、現在縦走禁止。
関西からフェリーで日帰り縦走(!)しに来るお客さんが激減だそうです。

時間も遅いし天気もイマイチ雲が上がってきちゃったので、
高千穂峰はまたにして、新湯温泉新燃荘へ。
コチラ国民宿舎併設ですが、乳青色の露天は何と混浴!
…ビビるなかれ、女性の内湯から露天への出口に、無料で使えるバスタオルがかかってます!
長湯厳禁とのことなので、ささっと頂いて退散。すごくいい湯だた。

次は生駒高原のコスモス畑へ。
けっこうな広さで、グルグル歩き回ってキモ活wもしてww楽しかったですwww

【おかナート】山姥のための自作箸袋

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山に持って上がる箸、別にフツーの長いのでいいじゃん!と思ってましたが、先日、ネ申のお告げ「つなぎ箸だとコッヘルに入る」を受け、まるで雷に打たれたかのように目が覚める思いをしたので、さっそくつなぎ箸を買ってきました。

プラケース入り商品を買ってきたので、何か布で入れ物を作ろうと思いまして、どうせなら、ただの袋よりも、ちょっとしたプレイスマット的にもなるものを持ってみたら、山姥が山ガールに変身できる日が来るかもしれない!と考え、久々に裁縫部屋(あるんです、開かずの間が…orz)に籠もること小一時間。

普段山に持ってってる木の小さじと、つなぎ箸が入るようなものが、何となくできたことはできたのですが、実は手持ちのコッヘルには最初から入るサイズじゃなかったというオチ。
意味ないじゃん。
山ガールへの道は険しく遙かなり…… (´・ω・`)

なお、実はこの後に、「長い山パンをコンバーチブル(ファスナーで切り離してパンツの丈を変えられるヤツ)に改造する」という壮大な計画もあったのですが、いいお値段する山パンを台無しにするさまが目に浮かぶようなので、やめといたw

※おかナート=おかんアート、おかんが作るようなビミョーな作品のこと。

【散歩部】秋の涸沢で紅葉狩り20101001-02

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散歩部有志4名で、上高地の奥の穂高連峰の懐、涸沢へ紅葉狩りに行ってまいりました。
紅葉全開にはまだ多分一週間ほど早い感じかな?
金・土だったこともあり、ピーク時の「山小屋のふとん一組に4人で寝る」感じの混雑ぶりはなく、好天にも恵まれて、盛りだくさんで楽しく遊んで帰ってきました。

●1日目:総歩数27,158歩
予定通り朝5時に沢渡駐車場に着くも、まだ満天の星空が広がってるので、ヨワヨワの一行wは夜が明けるのを待ってタクシーに乗車。
地元の皆さんに話を聞くに、どうも明後日は天気が悪くなりそうなので、この時点で涸沢から上に行くのは諦め、1泊2日で帰ることに決定。
ていうか、涸沢から上て、いったいドコに行こうとしてたんだコラ。

まずは半分寝ながら林道の尽きる横尾まで約3時間、頑張って歩く。
ほぼ平らなのでラクチンと思ってたけど、長くて正直飽きる…ナルホドw

横尾から本谷橋までは時々離合不可になる程度の緩やかな登山道、…に入ったすぐのトコで、おばあちゃんのうなじにデッカイ虫がたかる!
生え際にもぐって出てこないので、彼氏だししょうがないか、と放置…するワケにいかないので、試行錯誤の挙げ句デコピンで排除。
ハチかと思ってたけどアブだったらしい。いずれにせよ刺されなくてヨカタよ。

本谷橋にてコーヒーブレイク、こっからは本格的な上りになるけど、手を使うようなトコはナシ。
上りはツライけど、景色がどんどん変わるので励みになる!
本日のポイント:

  • 下ってくるヒトに「行ってらっしゃい!」と満面の笑みで言われると嬉しい
  • ネ申の“お笑い千本ノック”が上りで発動するとマジで苦しい
  • “涸沢小屋のテラスを作った”おじさまご一行様と抜きつ抜かれつ
  • 栃木?在住の外国人ファミリーと抜きつ抜かれつがヒュッテまで続く。ファミリーのママ(日本語超堪能・めっちゃ愉快な方)曰く、
    • 下りてくるヒトに「もう少しですよ〜」と言われるとムカツクw
    • ヒュッテ着時に最後尾だったヒトがビールをおごること!ww

てなワケで、ゲラゲラ笑いながらいつの間にかヒュッテに着いててワロタ。

念願の“涸沢ヒュッテ名物おでん”を生ビールでいただき、夕食時には“涸沢氷河ワイン”(山梨県産w)で乾杯し、星空を眺めていたら、星に詳しいおばさまに色々教えていただき、仕上げに貸しテントで軽くワインを引っかけて、大層いい気分で8時頃撃沈。

●2日目:総歩数31,323歩
4時頃、向かいの小屋に泊まってたおっさん達の大声で目が覚める。早朝から容赦ねーな。
んんー首から肩にかけてバリバリ痛い。枕はちょっと考えないといかんな。
モゾモゾと支度をし、5時半過ぎにテラスへ移動。おおーもう売店が開いとる!モーニングコーヒーをいただきつつ、モルゲンロートを待つ。
6時ちょっと前、山々がバラ色に染まったかと思うと、ものの2、3分で日が昇る。しかも、初代いおすきすが激しく勝手に色調補正しまくってる予感orz

朝食後、涸沢小屋のテラスへお散歩に行き、コーヒー+ソフトクリーム、あげもち、おはぎ等々の罠にはまる。

9時過ぎに下山開始、名残惜しい…と言いつつ下りは速いw1時間半くらいで本谷橋着。
途中、本日の目標である、“すれ違う人に「行ってらっしゃい」または「もう少しですよ」と言うw”を地味にクリアw
さらに、本日のメインイベントに向けて、横尾を目指す。

それにしても、さすが紅葉シーズンの土曜日、上がってくる人の多いこと多いこと。こりゃあ貸しテントを連泊で押さえられないワケですね。
天気もいいので(翌日は下り坂の予報ではあるけど)みんな楽しそう。
途中、ネ申がノリのいいおじちゃんに「あれぇ、どっかで会ったことない?」とナンパwされる一幕あり。一瞬マジメに考え込むネ申www

そして横尾大橋のたもとにて、本日のやーまばー!
おばあちゃんプロデョーヌ・かまんべいるのフォンデュ登場!!!!!
シュラフをレンタルにしてまで、食材を担ぎ上げてくれたおばあちゃん(ちょっと違)、さすがはチーズ溶かして80年!

十字に切れ目を入れたかまんべいるをコッヘルに入れ、白ワインを注ぎ、ぐつぐつ溶かして、あとはフリーダムにバゲットやらウインナやらプチトマトやらで堪能!
和のテイストを巧みに取り入れた、チーちく(ちくわ)が意外なヒット。
そして、ネ申の怒りに触れたニンジン(ネ申は火の通ったニンジンがお嫌い)が、つるりぬるりと箸をすり抜けて地面に落ちまくったのであった。

腹一杯に食べたそばから、次のごほうび目指して、林道をひたすら歩く。
明神に着いた時点で、どーーーしても五千尺ホテルのウォシュレットが使いたくなりw皆さんにことわって、ひとりトランザムモードに突入。明神〜河童橋の標準タイム1時間を遙かに上回る30分で踏破。

五千尺ホテルで、マロンケーキとコーヒーケーキをおばあちゃんと半分こし、沢渡駐車場の足湯でくつろぎ、さらに、ひらゆの森で汗を流した後、飛騨牛のバラとロースの焼肉定食を堪能。
やーーーー今日も盛りだくさんで楽しい1日でござった。

2日目夜、さすがに全身がギシギシ言い出して、これは遂に筋肉痛が来るのか…と戦々恐々としていたけれど、結局ほとんど筋肉痛は出ず。
うーん何だ、結局あんま身体使ってないワケ?

ということで、お世話になりました皆さま、本当にどうもありがとうございました!

●写真はふりっかでドゾ。

ヤマレコ

【超駄】山ガールのためのハイドレーションシステム

散歩, 日々是 2 Comments


ハイドレーションシステムがあまりにも快適なので、普段のウォーキング時にも導入しようと思いましたら、巨匠に「街なかでソレは大げさすぎだろう」と一刀両断にされたので、悔しくなって、この秋流行?のアウトドアmixスタイルを考えてみました。

んで殴り書きをmixiのvoiceに載せたら、若干反響がございましたので、思い切ってトータルコーディネートを提案させていただきました。

……また巨匠に見せましたら、「どっか山登りに行った方がいいんじゃね?」と冷たく言い放たれました。
orz

【散歩】自主練・尾瀬で山小屋デビュー

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「山小屋に泊まるの好きなのねん」とサラッと言ってのけたおばあちゃんがあまりにもカッコよかったので(そんな理由か!)ひとりでコッソリ尾瀬に行って、山小屋デビューwしてまいりました。

石鹸・シャンプー・歯磨き粉の類が使えないのは事前に調べて知ってましたが、(フツーの山小屋には風呂すらない)部屋にコンセントもシーツもないよ…。
うう、いや…まぁ許容範囲だ大丈夫だよウン。

食事時、相席のおじさまとも談笑できたし(ちなみにたまたま一人部屋だた)、就寝9時朝食6時も大丈夫だったし(8時に撃沈して翌朝5時に目が覚めた)、涸沢に向けて投入した新しいインソールとザックも大丈夫そうでヨカッタ。

尾瀬の山小屋は完全予約制がゆえに、事前の天気予報だけで予約したら、15日晴れ・16日晴れのち曇りのハズが、15日曇り時々小雨・16日マジ雨。
まぁ、尾瀬の山登り抜きルートだったので大丈夫でしたが。

実は行きの東北道から土砂降りで、「ああ〜車がキレイになるよ〜」と泣きながら運転して行ったのでした。
しかも今回、何を思ったか御池inなため、西那須野塩原ICから下道ズバリ100km!
が、塩原温泉までと、御池近くの七入を除いては、超快適なドライブコースなので、往復とも2時間くらいで特に問題なくクリアできて助かりました。
だって美智子(ナビ)ったら、小出IC回りで行けっていうんですよ…。ヤダよ奥只見のあの山道とかさぁ。

でもまぁ、尾瀬は確実に天気がいい日に、戸倉から上がるべきですな。
ちなみに、檜枝岐の新ソバ祭りは今年は11月13日(土)だそうですよ〜w

●今回のメモ
・御池駐車場についてから丸2日間、ケータイが圏外でビビッたw(檜枝岐まで下りないと電波が入らない)
・ソロだったせいか、山小屋や売店の人がとても親切だったw
・立ち止まるときは平らなトコで。
 前下がりの木道で荷物をゴソゴソしてたら、突然滑り止めの木片がはずれてイキナリ滑ってシリモチついた…一瞬何が起こったのか分からなかたよ!
 尾てい骨あたりに盛大にアザができましたが、手とかつかなくてヨカタ。
 つか、木道を破壊しちゃってスミマセンでした…orz

●今回のメニュー
1日目:総歩行距離15.6km、総歩数25,619歩
御池駐車場→バス→沼山峠→40分・2.3km→大江湿原→20分・1km→尾瀬沼ビジターセンター→40分・2km←三平下ピストン→40分・3.3km→沼尻→75分・5km→見晴十字路→20分・2km←下田代ピストン

2日目:総歩行距離15.2km、総歩数28,034歩
見晴十字路→30分・1.6km→竜宮→20分・1.5km→ヨッピ吊り橋→20分・0.7km→東電小屋→20分・1.2km→分岐→20分・0.9km→赤田代→15分・0.6km→平滑の滝→35分・0.9km→三条の滝分岐→20分・0.6km←三条の滝展望台ピストン→30分・0.9km→うさぎ田代→60分・3km→天神田代→80分・3.3km→御池駐車場

今回の脳内グルグルソング:松任谷由実『霧雨で見えない』…と言いたいとこですが、実際は三善英史『雨』ww

●写真はふりっかでドゾ。

【散歩部】北八ヶ岳・北横岳 20100905

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お達者倶楽部夏の陣・第2日目でございます。また長文。お覚悟。

お達者倶楽部の朝は早い…6時頃起きると既にカラの布団2組w 
各自風呂、散策(保養所敷地内に遊歩道!)、マッサージチェアなど楽しみ、朝から湯豆腐&うどんに舌鼓を打ち、ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅へ。
ロープウェイが込んでるかと思たけど、先客は10数名で拍子抜け。ヨカタ。
おじさまの観光案内など聞きつつ7分間で山頂駅へ。
うーん、今日はちょっと周囲に雲がかかってて眺望なさそうです。残念。

山頂駅にて、麦草峠からトラバッてくるおばあちゃんと合流、いざ北横岳へ。
ロープウェイがガンガン人を運んでくるので、北横岳への登山道は大渋滞!!
でも、北横岳ヒュッテとか、北横岳山頂とかの各ポイントは、なぜかそんなに人がみっしりって感じでもなくて助かりました。
周囲が雲の下で何も見えないので、グレて火遊びwなどしていると、ちょっと雲間から他の峰々が覗く瞬間もありました。

ここでおばあちゃん&ゆったり団と別れ、トレラン&ネ申チームは亀甲池へ。
激坂です。距離1kmあまりで標高差445m。下りでヨカタよホントに。上ってくる3組くらいとすれ違いましたが、みんな超ゼーゼーしてた…。
すんごい長い下りをネ申とふたりで攻略しつつ、「本当にヤバい状況に陥ったとき、ヒトは『キャー!』というのか?」という考察をしておりました…w
結果:小滑り→「おうっ(野太い)」 マジ滑り→「キャー!(黄色め)」
推測:緊張すると声帯が絞られるのではないか? ←すごくどうでもいい

下っても下ってもなかなか亀甲池に着かないので、このときばかりはGPSか高度計が欲しいなと思いましたよ。
んで、やっと到着した亀甲池……むむむ、干上がってますが?
ここで早くもハイドレの飲料がなくなり、トレランチームも山小屋で炭酸飲料を補充したい!とのことだったので、そそくさと双子池に向けて出発。

緩やかなアップダウンを抜け、笹の香りが強くなってきたところで、双子池の雌池に到着。ああ、やっとちゃんと水が張ってる池ですよ!
山奥にひっそりたたずむ双子の池。エメラルドグリーンの水面には、周囲の針葉樹が鮮やかに写し取られていました。

が、双子池ヒュッテ、売店とかありませんよ…?
水も2km下の湧き水から汲んでくるそうで、蛇口に「有料」の木札が下がってたけど、人影が見えないので、募金箱に100えん入れて水もろたよ。

こっから先は林道です。車の轍あとを3kmほどてくてく。
のんびり歩ける道ですが、右側からの落石がハンパないようで、フェンスがめためたに壊れてるのが地味にコワイ。
つか「落石注意!」ったって、ホントに落ちてきたらよけられるもんなの?

途中、ネ申が何だかペースアップしたので、「ワシ遅い?」と訊いたところ、「足の五本指をよく使うように意識したらペースが上がった」とのご神託。
やー実はワシも昨日あたりから、足指をよく開いて歩くよう意識してたのよ。
足指を使ってないと親指の爪が巻いちゃう話などしつつ、雨池峠分岐へ。参考:激痛・転倒の真犯人!足のツメ変形の恐怖 ためしてガッテン※激痛巻き爪画像あり・閲覧注意!
しっかしワシら、しょもない話ばっかしてますなぁw
(楽しいのでまったくもって問題ないんだけどww)

雨池分岐から雨池峠へは、ほんの30分ほどですが急登。
よくある木の根と岩のコラボ坂をしばらく上がると、そのうち、地面から数十センチ突き出た岩の上を渡っていく感じになります。
次にどの岩を踏むか、ちょっとパズルっぽい。ボケ防止になりますか?

雨池峠から先は、風渡る気持ちの良い草原の木道を歩きます。
さやさやと揺れる草野原の中に、青い屋根の縞枯山荘が建っているさまは何とも牧歌的。お茶とかしたかったけど、もう16時だーザンネンー!

ということで、ピラタス蓼科スキー場の下りも断念して(ロープウェイから見る下りはけっこう強烈! 行かなくてヨカタよw)こけももソフトもスルーして、茅野市営「河童の湯」400えんに直行。
安いのに広めの露天や休憩スペースもあってグーな感じでありました。

帰路はもう少しで諏訪IC手前のモンベルに吸い込まれそうなのをガマンしつつ、八ヶ岳PAでカレーや松茸丼もとい舞茸丼(ネ申の誤爆)を食べ、危うく終電を逃しそうになった健太さんが奇跡のダッシュで終電乗車。
一方その頃おばあちゃんは双葉SAで爆睡、小仏トンネル渋滞を嫌ったi夫婦は上信越から関越回りで帰宅(!)などなど、諸々ありつつ、全員無事帰宅となりました。

いやー楽しかった。
ありがたいことにソコソコお天気にも恵まれて、2日間みっちり歩いたけど筋肉痛も膝痛も出なかったし、実に充実した山行でした。
ひとりもいいけど、みんなで歩くの楽しいなぁ。

同行の皆さんお疲れさま&ありがとー!
往復運転&保養所を取ってくれたネ申ご夫婦にもしみじみ御礼申し上げます。
そして、ルート諸々ホントに心配して色々アドバイスをくれた、散歩部部長のおじいちゃんにもスペシャルサンクスを!!

本日のメニュー:総歩数20,255歩
ピラタス蓼科ロープウェイ山麓駅→(7分)山頂駅→(45分)北横岳ヒュッテ→(30分)北横岳南峰→(5分)北横岳北峰→(50分)亀甲池→(30分)双子池→(50分)雨池峠分岐→(25分)雨池峠→(20分)山頂駅

●写真はふりっかでドゾ。

【散歩部】北八ヶ岳・にゅう 20100904

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お達者倶楽部の面々で、北八ヶ岳に行ってまいりました。
1泊2日の第1日目は、苔むす原生林が素晴らしい白駒池〜ニュウを歩きます。
動画サイト見つけましたんで、よかったらドゾ。
山上の楽園 北八ヶ岳 白駒池と苔の森|事典tv

諏訪ICからR152を経てR299、通称メルヘン街道を麦草峠方面へ。
カーブを曲がるたびに、みるみる下がる車載温度計の表示気温!
23℃くらいまで下がったんじゃないかな…(あれ、17℃だった気も?)
おばあちゃん、これだけでもう満足だよ…(え

駐車場から、大層歩きやすい砂利道を10分あまり歩くと、白駒池の青い水面が見えてきます。
遊歩道の両側は、青々と苔むした原生林。むむむ素晴らしい。

青苔荘(せいたいそう・本日おばあちゃん1が宿泊する山小屋)を過ぎると、周囲の緑が一層濃くなります。
行路は木道で確保されているけど、植物や地衣類の静謐な世界にずかずかと踏み込んで行くようで、何だかとても申し訳ない気分。
苔のじゅうたんは見るからにふかふかで、厚み=年月の重なりを感じさせます。

…。
山歩きの最中って、色んな考えが脈絡もなく浮かんできたりすんですけど、こういう「あるがままの美しさ」を目の当たりにして心が揺さぶられると、ボーッと気ままに暮らしてて、おそらくまったく社会の役に立ってない自分でも、まぁいつか何かの役に立ったり、誰かの心に響いたりするのかもしれないなーと、思えたりするのでした。

木道を進みますと、パッと視界が開けて白駒湿原に出ます。
ちょっと広い畑くらいの規模ですが(失礼)、実はココ、ワタスゲが群生してるらしいよorz(綿毛の季節は6〜8月)

ここから先は上り。木の根と苔むした岩の合間を縫って頑張っていくと、だんだん頭上の木々の丈が低くなっていき、やがてポカッと稜線に出ます。
そっから左を向くとニュウ山頂。山頂だけちっと岩場。
正面には山と街と富士山(!)を臨む、晴れ晴れとした景色が広がります。
さらに、ニュウ山頂からは360°のパノラマ! うっひょ〜w
南側は切り立った崖なんで、ややビビりつつも小一時間小休止。

ニュウ山頂でやっとケータイ(FOMA)のアンテナが立ったので写真などうp。
そういえば、車中の「スキーやってるヒトがドキュモじゃないなんてアリエナーイ」発言の直後、白駒池入口駐車場でauが「バリ2」((c)ネ申)に対し、FOMA圏外でイキナリ平謝り、という悲しいお知らせもございました…。

ニュウからニュウ分岐までは、比較的緩やかな尾根道です。
で、ニュウ分岐から中山までは、けっこうな岩場の急登アリ。
手持ちの『ヤマケイアルペンガイド』には逆回りのコースが載ってたけど、穏やかな尾根道は上りに使いたいし、中山→ニュウ分岐はたぶん要クライムダウン。
ちなみに、中山展望台まで行っちゃうと、東側の眺望がなくなるので、縞枯れが美しい稲子岳の眺めは、中山までの上りの間に振り返って楽しむべし!

中山展望台で、後発隊が高見石に向かっているというメールが入ったので(ケータイってホント便利なな〜)ゴゴッと高見石に向かって下ります。
基本、下りは苦手意識があるんですが、「小股で体重移動を少なめにすれば、ミス(滑ったり)は次の一歩でフォローできる」ことが身に付いてきた感じ。
スキーでコブ斜面滑ってるときと似てるのねん。
が、油断は禁物なので、今後も気を引き締めていこうと思っておりますハイ。

高見石小屋でとうきびを喰らうおばあちゃん達と合流。
が、その後ろに聳える高見石に唖然。何この岩場!!「ペンキ印を辿って岩場を渡る」ってこういうことか……ヒーーー!
あまりにも動揺していたようで、高見石全景の写真を撮っておりません…orz
(なので、ご興味のある向きは画像検索してけろ……)
同行者曰く「普段と明らかに動きが違って」キョドってたそうですトホホホホ。
下りに続き、新しい苦手種目が登場しました…クリアできる日は来るのだろうか…

高見石からはガツガツと下って再び白駒池へ。
西側の遊歩道は池にほど近く、水面を渡る穏やかな午後の空気を満喫。
途中で青苔荘に向かうおばあちゃんと別れ、駐車場でごほうびのアイスを食して、コンビニを探してウロウロした挙げ句仕方なく土産物屋でパンやカップ麺をゲット、マイミクさんとこの保養所(いいとこであった)に向かったのでありました。

ビール→風呂→食事→マッサージチェア(無料!)→21時撃沈w

本日のメニュー:総歩数19,255歩
白駒池入口(駐車場500円)→(15分)白駒池→(35分)白駒湿原→(1:15分)→ニュウ→(55分)ニュウ分岐→(30分)中山展望台→(40分)高見石→(30分)白駒荘→(20分)白駒池入口

●写真はふりっかでドゾ。

【散歩】尾白川渓谷・明野ひまわり

Blythe, 人形, 散歩 【散歩】尾白川渓谷・明野ひまわり はコメントを受け付けていません


早く行かないと、ひまわりのシーズンが終わっちゃうので、半日がっちがちに人形服のワークショップに参加した日の夜にムリヤリ出撃。
適当なSAがなくて、中央道の双葉SAで仮眠したんですけど、暑くてイマイチちゃんと眠れなかった…気が…(←多分けっこう寝てる)。

「西沢渓谷より滝が豪快!」というblog記事などを読み、また、北杜市のサイト等にさんざん“登山に適した装備で!”と書いてあるので、ある程度は覚悟して行きましたが、いや〜尾白川の渓谷道、アップダウンがキツくてタイヘンだったー!
なんか、とんでもないトコを下りていかないと見られない滝もあって(旭滝)「こ、これは沢登りをすればフツーに見られるのか!」と思いました(いや、怖いしムリなのでやんないけど>沢登り)。

個人的な感覚としては、千ヶ淵〜神蛇滝間がキツかったかなぁ。上りに次ぐ上り、階段、そしてまた上り。
帰りの尾根道は30分くらいで下りて来ちゃったけど、この尾根道も、上るとしたらかなりタイヘンと思うデス…。

どんづまりの不動滝、手前の大岩にロープが張ってあって、岩の上に上ってよい感じでしたが、おばあちゃん手足腰が弱ってて?(単なるデヴ)何度やってもロープにぶらーんとぶら下がっちゃってw「アーイアイ♪」状態になるので断念しました…ひとりだったしケガするのもねぇorz

そして本当は、錦滝経由で日向山に登ろうと思っていたんですが、「林道崩落のため通行止め」となっていたので、これまたやめときました。

スタート地点の吊り橋に戻ると、川岸が家族連れで賑わっていたので便乗。
30分ほど渓流に足を漬けて、の〜んびり涼をとりました。
しまいにゃ足がしびれてくるほど(←ココが菱沼さんとの違い)水がとっても冷たくて(水温20℃切ってた)気持ちよかったです。

左手に甲斐駒、正面に八ヶ岳を望む『尾白の湯』の強塩温泉露天風呂で汗を流したあと、フロントでアイスとおにぎりを購入(実は昼食を買い忘れて、渓谷でお昼が食べられなかった)。
おにぎりがカンバン通りすごくおいしかったんだけど、よく考えたらこのあたりは武川米の産地なんだよねー。

と、舌鼓を打ちつつ明野へ移動。駐車場に駐めといたら車内温度計38℃て。
見渡す限りひまわり…というワケではありませんが、村内に畑が点在してて、満開の時期が少しずつズレてるので、長い期間花を楽しめるモヨウです。
といっても、今年は猛暑のせいで花の保ちが悪いとか。

久しぶりに人形も野外へ担ぎ出したりして、夏休み満喫といった感じの1日でした。

ETCの通勤割を使って帰ろうとすると、中央道はどうしても上野原や小仏トンネルの渋滞にハマりがちなんですが、そんな中、天気雨のおかげで2回連続で虹が見られたり、ドアミラーに映る、背後の山に沈む真っ赤な夕焼けが見えたり、やっぱり世界は美しくて、明日はきっといい日!と思えるのが、地味に幸せだったりしますねぇ。
道の駅にらさきが定休日で藤稔(ぶどう)が買えなくても(・ε・)キニシナイ!!

と、いつになくおセンチwなのは、白亜紀の地層から発掘したiPodで道中ずっと古い曲を聴いていたからと思われますが、渓谷散策の間中、脳内グルグルソングが中森明菜「スローモーション」だったのは、単純に昭和カラオケの影響ですなww

●写真はコチラ(一部人形写真を含むw)。

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